60代からのゴルフ飛距離アップ。筋トレの前に確認したいこと。

飛距離アップを目指すなら、筋トレは大切だと思っています。

「最近、飛距離が落ちてきた気がする。」

ゴルフをされている方から、本当によくいただくご相談です。

その時、僕は筋トレを否定することはありません。

むしろ、飛距離アップを目指すならスクワットをおすすめすることが多いです。

下半身の筋力はスイングを支える大切な土台ですし、継続して取り組めば飛距離アップにもつながると僕は考えています。

ただ、その前に一つだけ確認したいことがあります。

それは、「今の身体がしっかり力を発揮できる状態なのか。」ということです。


筋力があっても、身体がうまく使えていない方は意外と多いと感じています。

長年この仕事をしていて感じるのは、飛距離が落ちた原因が筋力だけとは限らないということです。

股関節が思うように動かない。

胸が回りにくい。

左右で身体の使い方に差がある。

そんな状態では、本来持っている筋力を十分にスイングへ伝えられないことがあります。

だから僕は、ストレッチや身体の動きを確認しながら、「今ある筋力を、どのくらいスイングに伝えられているか」を見るようにしています。

筋力が増えれば、身体の使い方が今のままでも、発揮できる力は大きくなると僕は考えています。だから、飛距離を伸ばす上で筋トレは大切です。

ただ、股関節や胸まわりの動きも一緒に整えられれば、新しく得た力をさらにスイングへつなげやすくなる。

筋力を高めることと、身体を動きやすくすること。どちらか一方ではなく、今の身体に合わせて組み合わせることが大切だと思っています。


約5年間、多くのアマチュアゴルファーの身体を見てきました。

独立後、僕は約5年間、程ヶ谷カントリー倶楽部のメンバーデーでラウンド後のストレッチを担当していました。

毎週のように多くのアマチュアゴルファーとお会いし、身体の状態を見ながらコンディショニングを行ってきました。

その経験の中で感じたのは、「もっと振れる身体なのに、その力を十分に使えていない方」が本当に多いということです。

だから僕は、「筋トレかストレッチか」という考え方はしていません。

筋トレも大切です。

ストレッチも大切です。

そして、その人の身体に合わせて「何から始めるのが一番効率が良いのか」を考えることは、もっと大切だと思っています。

飛距離が落ちてきたと感じたら、筋力を高めることと同時に、今ある力をどのくらいスイングへ伝えられているか、一度身体の動きを確認してみるのも一つの方法です。

ゴルフは長く楽しめるスポーツです。

だからこそ、身体とうまく付き合いながら、これからもゴルフを楽しめるお手伝いができたら嬉しいです。

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